剛速球が顔面直撃! ボールボーイの“投げつけ制裁”に英注目「逆鱗に触れた」
時間稼ぎをするローマDFカラフィオーリに対するボールボーイの行動が話題に
ASローマは現地時間8日、UEFAヨーロッパリーグ(EL)準々決勝第1戦でアヤックスと対戦し、2-1で勝利。アウェーで貴重な白星を飾ったが、イタリア人DFリッカルド・カラフィオーリがボールボーイに顔面直撃の“投げつけ被害”を受けたシーンを、英メディアは「奇妙な事件がソーシャルネット上で波紋を呼んでいる」と取り上げている。
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敵地に乗り込んだローマは前半39分に先制点を与えるも、後半12分にイタリア代表MFロレンツォ・ペッレグリーニが同点弾を奪うと、同42分にDFロジェール・イバニェスが逆転ゴールを奪い、アウェーでの白星で準決勝進出に大きく近づいた。一方、試合終了間際に起きたカラフィオーリとボールボーイの“衝突”が話題を呼んでいる。
2-1で迎えた後半アディショナルタイム、タッチラインにボールが出た際、スローインのために回収に向かってきたカラフィオーリに対し、ボールボーイが手持ちのボールを渡した。しかし、カラフィオーリはそれを落とし、転がっているボールを拾う姿勢を示した。
時間稼ぎに業を煮やしたボールボーイは至近距離からボールを投げつけると、これがカラフィオーリの顔面に直撃した。ピッチに転倒した後、ボールボーイの蛮行に怒りを爆発させ、激しい口論へと発展。駆け寄った主審は、最終的にカラフィオーリにイエローカードを提示した。
英メディア「GIVE ME SPORT」は「アヤックスのボールボーイが時間稼ぎをするカラフィオーリにボールを投げつけた」と見出しを打ち、「奇妙な事件がソーシャルネット上で波紋を呼んでいる」と指摘。英サッカー情報サイト「CAUGHT OFFSIDE」も「カラフィオーリの時間稼ぎがボールボーイの逆鱗に触れ、ボールを発射させた」と大々的に取り上げた。
時間稼ぎには成功したカラフィオーリだが、ボールボーイからの手痛い“制裁”とイエローカードを受けることになった。