「この数週間に急上昇」「EL敗退は温存が影響」 ドルトムント香川の4月の大爆発を米メディア絶賛

トゥヘル監督のリバプール戦起用法を断罪

 先月の公式戦で、唯一の欠場となったのは、7日のUEFAヨーロッパリーグ(EL)準々決勝第1戦のリバプール戦(1-1)だった。ホームでドローを演じたドルトムントは、敵地での第2戦で一時3-1とリードしながら、3-4の大逆転負けを喫して、ベスト8で敗退となった。

 記事では「今となっては後の祭りだが、トーマス・トゥヘル監督はこの背番号23にチャンスを与えるべきだった」と指揮官を断罪。敗因の一つは、香川を90分間ベンチに置いたことだと指摘している。結果論とはいえ、香川の影響力は大きいと考えられているようだ。

 5-1と大勝した前節(4月30日)のヴォルフスブルク戦では、開始10分足らずで1得点1アシストと大暴れ。地元メディアからマン・オブ・ザ・マッチやベストイレブンに選ばれる活躍を見せるなど躍動した。リーグ戦は残り2試合で、首位バイエルン・ミュンヘンとの差が5ポイントと逆転優勝は厳しい状況だが、バイエルンとのDFBポカール決勝も控えている。

  ドルトムントはタイトル奪取のために、トップ下で輝く「小さな魔法使い」の活躍は不可欠と言えそうだ。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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