ムバッペがPSGとの契約延長を拒否とスペインメディア報道 今夏のレアル入りを決断か
ペレス会長はムバッペだけではなく、ハーランド獲得も希望
パリ・サンジェルマン(PSG)に所属するフランス代表FWキリアン・ムバッペの去就は、多くの注目を集めている。現行契約は2022年6月までとなっているため、PSGが移籍金を得るためには、今夏の移籍市場、もしくは来冬の移籍市場で選手を売却しなければいけない。契約延長の可能性も報じられてきたなか、スペインのテレビチャンネル「クアトレ」は、PSGを離れる決断をしたと伝えている。
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長期にわたってムバッペの獲得に動いていたレアルが、念願を成就させるかもしれない。UEFAチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16のバルセロナ戦の2試合で、ムバッペは計4得点を記録。続く準々決勝バイエルン戦の第1戦(3-2)でも2得点を挙げて、その力を示している。
PSGは次代のスター選手との契約延長を目指してきたが、「クアトレ」は「ムバッペは2022年に満了を迎える。今後、数週間で契約が更新されない場合、PSGは移籍のオファーに耳を傾けることになり、レアルが話を持ち掛けることになる。フロレンティーノ・ペレス会長は、PSGが移籍金を設定するまでは交渉を開始しない。そして、ストライカーはパリでの契約を延長しない」と伝えた。
今年2月には、フランス紙「ル・パリジャン」が「PSGはムバッペの違約金を2億ユーロ(約225億円)に設定した」と報じたが、ムバッペが移籍することになれば、天文学的な数字の金額が動くことは確実。現在、レアルはドルトムントのノルウェー代表FWアーリング・ブラウト・ハーランドの獲得にも動いており、記事では「明確なのは、レアルは夏にハーランドとムバッペの両方の獲得を目指していることだ」と触れている。
すでにハーランドの代理人は、スペインとイングランドのビッグクラブと交渉を開始したとされているが、ペレス会長は2人を獲得して、新たな銀河系軍団を作り上げるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)