U-17日本代表候補トレーニングキャンプから代表強化に尽力

　日本サッカー協会（JFA）は8日、昨季限りで現役を引退した元日本代表MF中村憲剛氏がロールモデルコーチに就任すると発表した。アンダーカテゴリーの日本代表チームをはじめ、JFAが取り組む若年層の強化および普及に関わる活動に参加。12日から始まるU-17日本代表候補トレーニングキャンプから指導にあたる。昨年から内田篤人氏も務めている。

【注目】白熱するJリーグ、一部の試合を無料ライブ配信！　簡単登録ですぐ視聴できる「DAZN Freemium」はここから

　中村憲剛氏はJFAを通して、「この度、日本サッカー協会・ロールモデルコーチとして契約していただくことになった中村憲剛です。このような貴重な機会をいただき、嬉しく思います。自分が幼い頃から40歳で引退するまでに培ってきた経験を、アンダーカテゴリーの代表チームをはじめ、これからの日本の未来を担うで あろう若い世代に伝えていけたらと思っております」とコメントした。

　また、反町康治技術委員長は「内田篤人ロールモデルコーチに続き、中村憲剛氏もロールモデルコーチとして代表強化に協力してくれることを大変嬉しく思います。加入当時J2だった川崎フロンターレをJ1で3度の優勝遂げるチームへと押し上げた立役者であり、代表としてもFIFAワールドカップ、FIFAコンフェデレーションズカップ、AFCアジアカップと大きな大会で戦った経験を持っています。代表選手としてはもちろん、プロサッカー選手としてのピッチ内外の振る舞いを若い選手たちに身を持って示してほしいと思います」とレジェンドの就任を喜んだ。