「動き出しが神」 鹿島FW上田、相手DF翻弄の今季初ゴールに称賛「センスえぐい」
柏戦でファン・アラーノと好連係、相手最終ラインの背後を突き今季初ゴール
鹿島アントラーズは7日、J1リーグ第8節で柏レイソルと対戦し、2-1と勝利して5試合ぶりの白星を手にした。波に乗り切れないチームの中で不発が続いていた日本代表FW上田綺世が、この試合で今季リーグ戦初ゴールを奪ったが、持ち味を発揮した一撃に「センスえぐい」「貰い方うますぎる!」など称賛の声が上がっている。
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昨季リーグ戦5位、ザーゴ体制2年目を迎えたなかで優勝候補にも挙げられていた鹿島だったが、今季2試合目で初勝利を手にするもそこから白星に見放され、前節で浦和レッズに1-2と敗れて3連敗を喫していた。
柏をホームに迎えた今節、前半を0-0で折り返すと、後半18分に上田が魅せる。敵陣右サイドからドリブルで持ち上がったMFファン・アラーノが左に切り返した瞬間、上田は相手最終ライン裏のスペースへ向かって斜めに走り出す。その動きを見たファン・アラーノが相手3人の間を通すスルーパスを送ると、上田が右サイドに流れながら受け、前に出てきた柏GKキム・スンギュをかわしてゴールに流し込んだ。
出場4試合目での今季初ゴールに、上田は渾身のガッツポーズ。アシストしたファン・アラーノとも歓喜の抱擁をかわした。上田らしさが存分に発揮されたゴール映像をJリーグ公式ツイッターが投稿すると、多くのファンが反応。「貰い方うますぎる!」「動き出しやばい」「未来を予想したような走り出しが本当すごい」「センスえぐい」「動き出しが神」など称賛の声が寄せられた。
鹿島はその後、同点に追いつかれるものの、後半43分にMF白崎凌兵が決めて2-1と勝利。上田に初ゴールが生まれ、5試合ぶりの勝利を手にしたことで、“常勝軍団”にとってはきっかけとなる1勝になったかもしれない。