「目を見張る役割」 ハーランド、華麗なアシストに海外注目「知的な動きを示した」
ドルトムントはマンCに1-2敗戦も…ハーランドがポストプレーでアウェーゴールをお膳立て
ドルトムントは現地時間6日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝第1戦でマンチェスター・シティと対戦し、敵地で1-2と敗れた。ノルウェー代表FWアーリング・ブラウト・ハーランドは貴重なアウェーゴールをアシストしたが、海外メディアは「献身的な9番として目を見張る役割を買って出た」と取り上げている。
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ドルトムントは今季プレミアリーグで首位を独走する強豪シティの本拠地エティハド・スタジアムに乗り込んだが、前半19分にシティ自慢のパスワークから相手MFケビン・デ・ブライネに先制点を許した。しかし、0-1で迎えた後半39分、ハーランドの華麗なポストプレーから同点弾を奪う。
縦パスを受けたハーランドは、左足のワンタッチパスを前線に供給。絶妙な浮き球を受けたドイツ代表MFマルコ・ロイスが相手GKとの1対1の場面でゴール右隅へと冷静に流し込んだ。その後、後半45分にイングランド代表MFフィル・フォーデンに決勝ゴールを奪われ、1-2で敗れたドルトムントだが、貴重なアウェーゴールを持ち帰り、ホームでの第2戦に活路を見出すことのできる状況にある。スペイン紙「AS」は「ドルトムントに希望を与えるハーランドとロイスのホットライン弾」と見出しを打ち、「知的な動きを示した。献身的な9番として目を見張る役割を買って出た」と取り上げている。
また、衛星放送「スカイ・スポーツ」イタリア版で解説を務めた名将ファビオ・カペッロ氏は、「ハーランドはゴールこそなかったが、ロイスへのパスは試合へのビジョンとクオリティーを示した」と、ハーランドのアシストに称賛の言葉を送っていた。第2戦でハーランドは、チームを逆転突破に導くゴールを決めたいところだ。