リバプール、CL“突破率”は30%!? OBが“低調”を指摘「救済するチャンスはあるが…」
リバプールはCL準々決勝1stレグでレアルに敗戦 アウェーゴールが救いも…
リバプールは現地時間6日にUEFAチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝ファーストレグでレアル・マドリードに1-3で敗戦した。英公共放送局「BBC」は特に前半のパフォーマンスが低調だったことを指摘し、リバプールの準決勝進出確率は30%と追い込まれた状況だと伝えている。
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2017-18シーズンの決勝の再現となった試合は前半27分にブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールのゴールでレアルが先制。同36分にはスペイン代表MFマルコ・アセンシオが追加点を決めて2-0とした。
リバプールも後半6分にエジプト代表FWモハメド・サラーが貴重なアウェーゴールを奪ってその差を詰めるも、同20分に再びヴィニシウスのゴールで突き放された。2季ぶりのCL制覇を目指すリバプールだが、2点のビハインドを背負ってセカンドレグに向かうことになった。
リバプールは18-19シーズンのCL準決勝で、バルセロナを相手に第1戦、0-3敗北の劣勢から逆転して決勝に進出。そのまま優勝にたどり着いた実績があるが、今のリバプールに当時の勢いはないと見られているようだ。
リバプールOBの元アイルランド代表マーク・ローレンソン氏は英「BBC」で試合を振り返り、「前半は混乱していた。ボールを持った時は緊張やアイディアがなく、何も生み出していなかった。ボールを持っていない時もエネルギーやインテンシティに欠けていた」とチームとしてパフォーマンスに不足感があったと指摘している。
同氏は「アウェーゴールはセカンドレグへの希望を与えてくれた」と語ってはいるものの、それでもレアル優勢、リバプール劣勢の構図は変わらないという。今のチームが準決勝へ進出する望みは薄いと見ているようだ。
「第1戦の前まで、私はレッズの可能性が50-50だと思っていた。なぜならレアルが過去数シーズンほどの力を持っていないと思っていたからだ。だが、今は70-30でレアルが有利だと言える。リバプールにはまだ彼ら自身を救済するチャンスはあるが、それを実現させるための十分な根拠は見つかっていない」
昨季失ったビッグイヤーの奪還を目指すリバプールだが、再びレアルの高い壁が再びその前に立ちはだかっている。この逆境を覆し、ベスト4へと駒を進めることはできるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)