2020年「U-20ベストイレブン」発表 ハーランド、ファティら“世界の若手スター”選出
国際サッカー歴史統計連盟(IFFHS)が2020年のU-20ベストイレブンを独自選出
国際サッカー歴史統計連盟(IFFHS)が、2020年のU-20ベストイレブンを発表。今夏の去就が注目されるドルトムントのノルウェー代表FWアーリング・ブラウト・ハーランドらが名を連ねた。
IFFHSは過去の記録やデータを基に、ランキングやベストイレブンを独自に選出している。今回発表されたのは昨年輝きを放った世界のU-20ベストイレブン。4-3-3のフォーメーションを選択し、守護神にはベシクタシュに所属するトルコ人GKエルシン・デスタノグルを据えている。
最終ラインには、強豪バルセロナで今季公式戦33試合に出場しているアメリカ代表DFセルジーニョ・デスト、プレミアリーグ1年目にもかかわらずレスター・シティでここまでチームトップのインターセプト数(47)とチームで2番目のクリア数(79)を誇るフランス人DFウェズレイ・フォファナ、バイエルン・ミュンヘンからホッフェンハイムに期限付き移籍中のアメリカ人DFクリス・リチャーズ、バイエルンの俊足サイドバックで、昨季のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)制覇に貢献したカナダ代表DFアルフォンソ・デイビスが並んだ。
中盤は、今季から名門ACミランでプレーするイタリア代表MFサンドロ・トナーリ、“ストックポートのイニエスタ”の愛称で知られ、所属クラブであるマンチェスター・シティを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督からその才能に一目置かれているイングランド代表MFフィル・フォーデン、スタッド・レンヌの主力として今季公式戦33試合に出場し、フランス代表としても史上最年少となる17歳303日でデビューし、初ゴールも記録している18歳MFエドゥアルド・カマヴィンガの3人が名を連ねる。
そして最前線には、右にレアル・マドリードでブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールと並んで将来的な活躍が期待される同国代表FWロドリゴ・ゴエス、左にバルセロナでプレーする18歳“至宝”スペイン代表FWアンス・ファティ。そして、ドルトムントでの今季公式戦32試合で33ゴール8アシストを記録し、ヨーロッパのビッグクラブから引く手あまたの“怪物”ハーランドを中央に置く形となった。
このベストイレブンに注目した英メディア「GIVE ME SPORT」は、ハーランドについて「20歳という年齢ですでに世界最高の選手の1人」と絶賛し、今回の選出を「当然のこと」と綴っている。
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(FOOTBALL ZONE編集部)