同僚MF稲垣がカバーに来たと思い、誤って西村主審へパス

　名古屋グランパスのDF吉田豊は今季開幕から7試合すべてにフル出場し、6試合連続無失点に大きく貢献している。そのなかで、3日に行われたJ1リーグ第7節・FC東京戦（0-0）でのワンシーンが、お笑いコンビ「ペナルティ」のワッキーさんがナイスプレーやおもしろシーンを選ぶ「今節のワッキーチョイス」入りし、注目を集めている。

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　名古屋はクラブ記録の開幕6連勝と好スタート。続くFC東京戦はスコアレスドローで決着し、連勝がストップしたなか、フル出場した吉田は後半18分に“あるミス”を犯していた。

　敵陣のペナルティーエリア手前左でボールを奪った吉田。FC東京のFW田川亨介が右側からプレッシャーをかけてきたなか、ボールをキープしながらの流れで左側の人影に向かってパスを出した。しかし、そこにいたのは味方の選手ではなく、西村雄一主審。それに気づき、慌ててボールを追いかけたがタッチラインを割り、FC東京ボールとなった。

　ワッキーさんは「オモロー」のシーンとして、「62分西村主審にパスを出しちゃう吉田豊」を選出。Jリーグ公式YouTubeチャンネルで動画が公開されると、コメント欄は「そのあと吉田と西村さんがタッチしてから離れるところも、オモローでした（笑）」「異議なし」「可愛すぎ」「吉田選手のファンになってしまった」といったファンの声で賑わいを見せている。

　吉田自身、5日のオンライン会見で「特に僕自身は何も考えず、一生懸命やっているだけなんですけど」と断ったうえで、「（主審の）パンツとソックスが少し似ていて、僕が顔を上げた時に面影というか黒のソックスとパンツが見えて、（日本代表MF稲垣）祥が外側にカバーに来てくれたのかなと思ったら（違った）。しっかり目を見てパスを出さないといけないなと思いました（苦笑）」と振り返っていた。