アーセナル、元レアルのSBに関心 インテルの主力へ定着…65億提示で交渉に発展か
右SBの補強策としてインテルの22歳SBアクラフ・ハキミをターゲットに
イングランド・プレミアリーグのアーセナルは、右サイドバックの補強としてイタリアに目を向けているという。イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」やスペイン紙「AS」が報じている。
アーセナルは、右サイドバックを務めるスペイン人DFエクトル・ベジェリンと競い合える戦力を求めているという。そこで眼鏡にかなったのがイタリア・セリエAで首位を走るインテルの右サイドで大きな存在感を放つ、22歳のモロッコ代表DFアクラフ・ハキミだという。
ハキミは昨夏に、スペインの強豪レアル・マドリードからインテルに移籍加入した。これまで移籍金は4000万ユーロ(約52億円)とされ、5年契約を結んだ1年目で、アントニオ・コンテ監督のチームで絶大な存在感を放っている。
そのハキミ獲得に乗り出したアーセナルは、インテルに対して加入時と同額となる4000万ユーロでオファーを出す方針があると報じられた。だが、少なくともインテルは、最低でも獲得時から1000万ユーロの上乗せとなる5000万ユーロ(約65億円)を提示しない限り、聞く耳を全く持たないだろうとされている。
果たしてアーセナルはオファー額の上乗せでハキミ獲得に本腰を入れることになるのか。インテルについては、オーナーである中国の蘇寧グループが経営不振に陥っていることから資金的な不安要素がささやかれている中だけに、オファー額次第で絶対的な主力を放出する決断を下す可能性も捨てきれない状況にあると言えそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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