原口元気、技ありのボレー弾に独称賛 「ゲルト・ミュラーにしか決められない得点」
ハンブルガー戦で2ゴールを挙げ、3-3の引き分けに追いつく原動力となる
ハノーファーの日本代表MF原口元気が、4日に行われたブンデスリーガ2部の第27節ハンブルガーSV戦(3-3)で2ゴールを決める活躍を見せた。強烈なミドルシュートと倒れ込みながら放ったボレーシュート、2つのファインゴールをドイツ地元メディアも称賛している。
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今季開幕から全試合スタメン出場中の原口は、0-3と大きなビハインドを背負っていた後半11分にペナルティーエリアの外から右足でシュートを放つと、これがゴール右上隅に決まった。このゴールがハノーファーの反撃の合図となった。
後半23分には右サイドの日本代表DF室屋成のクロスからFWマーヴィン・ドゥクシュがネットを揺らしてその差を詰めると、同39分に味方のシュートがブロックされた跳ね返りを原口がピッチに倒れ込んだまま左足のボレーで合わせ、ゴールにねじ込んだ。ハノーファーは3点差を追いつき、勝ち点1を獲得した。
ドイツ紙「ビルト」は激しい点の取り合いとなった一戦を「クレイジーな北部ダービー」だと伝えたうえで、原口の活躍にも注目。1点目のロングレンジのシュートついては「決死のシュートが突然のターニングポイントになった」、倒れ込みながら決めた技ありの2点目について「”ボンバー”ゲルト・ミュラーにしか決められない得点」と伝えた。
ハノーファーを率いるケナン・コジャク監督も「見ての通り、(原口)元気は全力でコミットしてくれている。2得点という彼のパフォーマンスは嬉しい」と原口の貢献度の高さを称えている。
このドッペルパック(1試合2得点)で原口は今季リーグ戦7得点。中盤センターでの起用にゴールという結果で応えた。
(FOOTBALL ZONE編集部)