「天才的パス」 マンC司令塔、ゴール演出の“超絶スルーパス”に海外反響「2人を破壊」
デ・ブライネがレスター戦で勝負を決める2点目のゴールを演出
プレミアリーグ首位を快走するマンチェスター・シティは現地時間3日、リーグ第30節で3位レスター・シティと対戦し、敵地で2-0と勝利した。上位対決で強さを見せたなか、勝利を手繰り寄せた後半29分の2点目の起点となったベルギー代表MFケビン・デ・ブライネのスルーパスに、海外メディアから「天才的パス」など称賛の声が上がっている。
アウェーに乗り込んだシティは前半から決定機を演出すると、0-0で折り返した後半にゴールをこじ開ける。波状攻撃からフランス代表DFバンジャマン・メンディが決めて先制。波に乗るシティはさらに攻勢を仕掛けていく。
そして同29分、自陣右サイドのスローインからデ・ブライネがセンターサークル内で前向きにボールを受ける。ワンタッチでコントロールしタメを作ると、次の瞬間、前方のマーカーの脇を抜け5人が並んだ相手最終ラインの間隙を突く絶妙なスルーパスを供給。右から抜けたブラジル代表FWガブリエル・ジェズスが受けると、ワンタッチで左を並走したイングランド代表FWラヒーム・スターリングに預けると、最後は切り返したスターリングからのリターンを受けたジェズスが流し込んだ。
海外メディアはゴールの起点となったデ・ブライネのスルーパスに注目。ベルギー紙「ル・ソワール」が「天才的パス」と称えれば、英メディア「GIVE ME SPORT」は「2人のレスター選手を破壊する信じられないビジョン」と報道。英メディア「スポーツ・バイブル」も「レスターのディフェンスを見事に切り裂く崇高なボール」と称賛したうえで、「シーズン最高のパスかもしれない」と伝えている。
プレミア公式の記録で、デ・ブライネはここまで24試合に出場し5得点11アシストを記録。圧倒的な存在感を放つ“司令塔”の勢いは、まだ止まりそうにない。