サウサンプトン、残留争いの重要な一戦で2点ビハインドから大逆転勝利! 南野は出番なし
サウサンプトンがバーンリーに3-2で勝利、2点のビハインドをひっくり返す
サウサンプトンは現地時間4日、プレミアリーグ第30節でバーンリーと対戦し、3-2で熾烈な撃ち合いを制した。ベンチスタートの日本代表MF南野拓実は出番なしに終わったが、チームは2点のビハインドから3連続ゴールを決める大逆転劇を演じ、プレミア残留を懸けた下位対決で貴重な白星を飾った。
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南野は今冬の移籍市場でリバプールからサウサンプトンへと期限付き移籍したが、チームは直近のリーグ戦12試合で10敗を喫しており、残留争いに本格的に巻き込まれている状況にある。南野は3月25日の韓国戦(3-0)、30日のモンゴル戦(14-0)の代表戦を終えた後、サウサンプトンに再合流していた。
今後を占う下位対決となったバーンリー戦で南野はベンチスタートになったが、サウサンプトンは前半12分にPKを与え先制点を許す厳しい立ち上がりに。同28分にもロングフィードからのシンプルな連係で追加点を許し、リードを2点差に広げられる。しかし、サウサンプトンはここから怒涛の反撃を見せる。
前半31分、縦パスをイングランド代表FWダニー・イングスが落とすと、MFスチュアート・アームストロングがダイレクトで右足を振り抜き、1点差に。さらに、同42分にはカウンターの場面で抜け出したイングスがゴール前でのキックフェイントから、最後は相手GKの股を通して同点弾を決めた。
白熱した撃ち合いとなったなか、2-2で迎えた後半21分、サウサンプトンが猛烈な攻め込みを見せると、右サイドのクロスをMFネイサン・レドモンドがダイレクトボレーで叩き込み、勝ち越しゴールを奪う。試合はそのまま終了し、2点のビハインドをひっくり返す大逆転劇で下位対決を制した。
南野は未出場に終わったが、この日の勝利により、サウサンプトンは勝ち点を「36」に伸ばし、降格圏の18位フラムとの勝ち点差を「10」に広げた。残留争いから脱却するうえで、極めて重要な白星となったことは間違いない。
(FOOTBALL ZONE編集部)