興梠が”日韓対決”での誤審騒動に嘆き節 アジアのレフェリングに「あれはないよね」
「こんなファウル取るの?というものあれば…」
前所属の鹿島アントラーズ時代から通算7大会目の出場になり、今大会でも2ゴールで日本人最多通算14ゴールの興梠は、アジアのレフェリングの難しさをこう話した。「みんな分かっていることなんだけど」と言いつつも、やりきれない思いがあると話している。
「今日みたいなこともありえるので…。でも、『あれはないよね』と思ってしまう。そこでゲームが変わってしまうから。どれだけ頑張っていても、ああいう風に変なところでPKを採られてしまうこともあるから、気をつけないといけないんだけど」
2位通過の浦和は、ラウンド16でFCソウル(韓国)との対戦が決まった。興梠は「FCソウルは良いチームだし、優勝争いでも本命だと思う。でも、自分たちのパスワークは止められないと思うし、打ち勝ちたい。自分としてはベスト16が最高なので、一番欲しいタイトルだし優勝したい」と、次戦に目を向けた。浦和のエースは、クラブにとって2007年以来となるアジア制覇に向けてチームを引っ張っていく覚悟でいる。
【了】
轡田哲朗●文 text by Tetsuro Kutsuwada
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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