「ゴールは女性を夕食に誘うようなもの」 トゥヘル監督が独代表FWに与えた助言は?

不振のヴェルナー(左)にトゥヘル監督が助言【写真:AP】
不振のヴェルナー(左)にトゥヘル監督が助言【写真:AP】

ヴェルナーはW杯予選・北マケドニア戦で決定機を外し、黒星の戦犯扱いに…

 元日本代表MF本田圭佑(ネフチ・バクー)はかつて自身がゴールから遠ざかっていた時、「ゴールはケチャップのようなもの。出ない時は出ないけど、出る時ドバドバ出る」と語った。チェルシーのトーマス・トゥヘル監督は、別の言い回しでゴールから見放されている自チームのストライカーに助言を与えている。英メディア「フットボール365」が報じた。

 チェルシーのドイツ代表FWティモ・ヴェルナーは先週、大きな批判の渦中にいた。ドイツ代表が北マケドニア代表に1-2で敗れた現地時間3月31日に行われたワールドカップ欧州予選において、決定機でゴールを決められなかった。試合後には、ヨアヒム・レーブ監督も「あれは決めなければいけなかった」と指摘。さらに北マケドニアのメディアも、ヴェルナーのフェイク画像が入った北マケドニアのパスポートを掲載したり、名誉市民にするという話を出したりするほどだった。

 今季ライプツィヒからチェルシーに移籍金5000万ユーロ(約65億円)で加入したヴェルナーは、シーズン序盤こそゴールを量産した。しかし、その後は14試合連続ノーゴールという時期を過ごすなど、得点力を示せていない。直近のリーグ戦13試合で1得点と、決して良い状態ではないヴェルナーについて、現地時間3日のプレミアリーグ第30節ウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン戦の前日会見で問われたトゥヘル監督は、その前日にドイツ人ストライカーが居残り練習を求めたエピソードを明かしている。

「昨日、彼はシュート練習をやりたがったから、それを禁じたんだ。私は、練習を止めるように言った。『それは必要ない。君の体、脳が、どうすれば得点できるかは分かっている。5歳の時からやってきたんだ。時間が解決してくれる』とね」

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