浦和レッズがACL日韓対決で乱闘寸前にエキサイト! 韓国人DFのあまりのマナーの悪さが引き金に
決勝T初戦では再び韓国勢のFCソウルと因縁の対決へ
そして、後半41分、浦和がFWズラタンに入れた縦パスはわずかに合わなかったが、ここで浦項DFにハンドがあったとして今度は浦和にPKが与えられた。これをFWズラタンがゴール左に決め、1-1の同点に追いついた。一気にヒートアップしたホームの大声援をバックに攻め続けた浦和だったが、決勝ゴールを奪うことはできずに1-1で試合終了した。
しかし、騒動はこれだけでは終わらなかった。試合終了後に両チームが整列した際に、浦項DFキムがピッチ上にテーピングを投げ捨てたことで、浦和サポーターの大ブーイングを受けた。そのテーピングは味方が拾いに行ったものの、そのテーピングを受け取ったキムは再度ピッチに投げ捨てた。これに浦和の日本代表GK西川周作が激怒。両チームの選手がエキサイトし、一触即発の状態になった。乱闘という最悪の事態には至らなかったものの、日韓対決は後味の悪さが残る幕切れになってしまった。
浦和はグループHを2位で通過。ベスト16では再び韓国勢のFCソウルと対戦することになった。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images