バルサOBリバウド、アグエロ獲得を推奨 「メッシ残留への手助けにもなり得る」
シティ退団が決まったアグエロを獲得すべきと古巣バルサに推奨
ウルグアイ代表FWルイス・スアレス(アトレティコ・マドリード)が退団したバルセロナは今季、ストライカー不足に苦しんでいる。ジョアン・ラポルタ新会長は先日、ドルトムントに所属するFWアーリング・ブラウト・ハーランドの代理人らと会談を持ったが、バルサOBであり元ブラジル代表FWリバウド氏は、英ブックメーカー「Betfair」で、バルセロナが獲得するべきは別のストライカーであると主張している。
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リバウド氏が獲得を後押しするのは、マンチェスター・シティのアルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロだ。2011年にアトレティコ・マドリードからシティへ加入し、10シーズンで通算384試合に出場して257得点を挙げてきたが、3月29日には今シーズンの契約満了をもってクラブを退団することが発表された。
「Betfair」のアンバサダーを務めているリバウド氏は、多くのメリットがあると指摘した。
「アグエロを自由移籍で獲得できれば、バルサにとって大成功になり得る。彼はリオネル・メッシと良い関係を築けている。今季、ルイス・スアレスの穴を埋め切れていないバルサで、アグエロは即座に先発入りもできるだろう。彼の加入は、ジョアン・ラポルタ新会長にとっても、メッシ残留への手助けにもなり得る。若い選手でバルサを建て直すことを望むロナルド・クーマン監督は、反対するかもしれない。しかし、それほど大金を費やすことなく、攻撃陣を活性化する絶好の機会になるだろう」
さらに、「クーマン監督は、自身があと1年しか契約が残っていないことを覚えておくべきだ。来シーズンの終了までにタイトルを獲得できなければ、彼の考えているプロジェクトを完了するまで時間を与えられないかもしれない」と警告した。
リバウド氏は、シティが夏に移籍金ゼロとなるメッシの獲得をあきらめたという報道についても、疑念を持っているという。
「こういう話が出た時は、常に疑いを持っている。クラブが移籍の噂を消しに来た時、しばしば反対のことが起こる。関心を持ち続けながら、戦略的なハッタリを言うんだ」
現在のバルサは、20歳のハーランドやリヨンのオランダ代表FWメンフィス・デパイらの獲得に動いていると報じられている。32歳のアルゼンチン人ストライカーの獲得が、クラブにとって特効薬になりえると考えているリバウド氏の考えは、バルサに届くだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)