浦和、ホームで今季2勝目! 明本&槙野弾で鹿島を2-1撃破…リーグ4戦ぶり勝利

先制ゴールやPK獲得で勝利に貢献したMF明本考浩【写真:Getty Images】
先制ゴールやPK獲得で勝利に貢献したMF明本考浩【写真:Getty Images】

ロドリゲス監督の47歳のバースデー・ゲームで勝利をプレゼント

 浦和レッズは3日のリーグ第7節、鹿島アントラーズをホームに迎え撃った一戦に2-1で勝利。リーグ戦4試合ぶりの白星を収め、リカルド・ロドリゲス監督の47歳の誕生日を勝利で飾った。

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 浦和はMF柴戸海を1ボランチにし、前線にはFW武藤雄樹を1トップに据えた4-1-4-1システムを導入。FW興梠慎三とFW杉本健勇はそろってベンチスタートになった。

 立ち上がりから浦和の攻守の切り替えの早さが目立ち、全体的に主導権を握った。一方の鹿島はセットプレーでDF永戸勝也とMF荒木遼太郎が正確なボールを蹴り込み、浦和ゴールを脅かした。

 そうした中で迎えた前半37分、浦和は2018年までプレーした古巣対決となるDF西大伍が右サイドから相手の背後へフィード。これにMF明本考浩が抜け出すと、GKとの1対1を冷静に決めて1-0の先制ゴール。浦和は公式戦9試合目にして初めて流れの中からゴールを決めた。

 しかし鹿島も同アディショナルタイム、セットプレーのこぼれ球が浮いたところ、DF関川郁万がヘディングでループシュートを狙うと、これがGK西川周作の頭上を絶妙な強さで抜けてゴールへ。試合は1-1の同点で折り返した。

 後半に入っても全体に浦和ペースで進んだゲームは同18分、武藤のスルーパスに明本が走るコースを変えて抜け出そうとしたところでDF常本佳吾が倒しPKの判定。ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)のチェックがやや長くなったものの、これをDF槙野智章が決めて同21分の勝ち越しゴールとなった。

 浦和はさらに同25分にもDF山中亮輔のクロスをファーサイドでMF関根貴大がダイビングヘッドで押し込んでリードを広げたかと思われたが、攻撃のスタート地点で武藤にハンドがあったとして、VARの進言とオンフィールド・レビューで得点は取り消された。

 浦和のロドリゲス監督はMF伊藤敦樹と興梠、武藤を入れてシステムを4-4-2に戻し、ゾーンをハッキリさせて逃げ切りにかかった。鹿島も残り約10分のところで3人同時交代を行うなど反撃を模索したものの、このまま浦和が逃げ切り、リーグ2勝目をマーク。この日、47歳の誕生日を迎えた指揮官のバースデー・ゲームで勝利のプレゼントを贈った。 

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