「最高レベルの活躍ではない」 バレンシア英雄、イ・ガンインの“伸び悩み”に無念吐露
2000~11年にバレンシアでプレーしたMFロドリゲス氏がイ・ガンインに言及
バレンシアの韓国代表MFイ・ガンインは、トップチーム昇格から3シーズン目を迎えているが、まだレギュラー定着には至っていない。期待値が大きかっただけに、伸び悩んでいる状況にクラブの英雄も「残念」と語っている。韓国紙「朝鮮日報」が伝えた。
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「韓国の至宝」と称されるイ・ガンインは、バレンシアの下部組織で育ち、2017年にプロ契約を結んだ。18年10月にトップチーム初出場を飾り、19年1月にリーガデビュー。3年目の今季は開幕戦で2アシストを記録するなど好スタートを切ったかに思われたが、ここまで公式戦23試合(うち先発14試合)で1得点4アシストと定位置奪取はできていない。
昨季から出場機会の少なさに不満を抱えているというイ・ガンインは、22年6月までとなっているバレンシアとの契約更新を拒否しており、移籍の噂も絶えず挙がってきた。
そのなかで、2000~11年にバレンシアでプレーし、リーガ優勝2回、UEFAカップ(現ヨーロッパリーグ)優勝1回、スペイン国王杯(コパ・デル・レイ)優勝1回と経験したレジェンドの元スペイン代表MFビセンテ・ロドリゲス氏が、スペイン地元紙「Superdeporte」で韓国出身の20歳MFについて見解を述べたという。
「イ・ガンインは下部組織で期待が大きかったが、トップチームで最高レベルの活躍を見せられていないのは残念だ」
同じレフティーで、怪我に苦しんだ経験も持つロドリゲス氏は、イ・ガンインの期待値が高かった分、現状は満足のいくものではないと語っている。一時はイタリア王者ユベントス移籍の噂も浮上したイ・ガンインは、バレンシアで本来の輝きを放てるのか、注目が集まる。
(FOOTBALL ZONE編集部)