チェルシーMFジョルジーニョ、代理人がナポリ移籍の可能性否定 「100%残留する」
代理人のペドロ氏は契約延長の可能性についても言及「数カ月以内に話し合う」
ナポリは来季、かつて指揮を執っていたマウリツィオ・サッリ氏を再び監督として迎えると目されている。彼の名前とセットになって報じられてきたのが、チェルシーのイタリア代表MFジョルジーニョだ。しかし、代理人によると、2018年以来となるイタリア復帰は噂に過ぎないようだ。イタリアのサッカー専門サイト「トゥットメルカートウェブ・コム」が報じている。
チェルシーは2018年7月にナポリからサッリ監督を招聘し、その愛弟子でもあるジョルジーニョも5年契約で獲得した。サッリ監督はチェルシーでUEFAヨーロッパリーグ(EL)とリーグカップの2冠を達成。ジョルジーニョも中心選手として貢献している。
キャリア初のタイトルを獲得したサッリ監督は、わずか1シーズンでユベントスへ移ったが、ジョルジーニョはその後もチェルシーに残り、フランク・ランパード監督、トーマス・トゥヘル監督と指揮官が変わっても、中心選手としてピッチに立ち続けてきた。
ユベントスの監督を1年で解任となったサッリ氏は、来季のナポリ監督復帰が報じられ、再びジョルジーニョとの共闘を熱望しているとされてきた。しかし、ジョルジーニョの代理人を務めるジョアン・ペドロ氏は、この移籍が実現する可能性を完全に否定した。
「ジョルジーニョは、チェルシーと2年間の契約が残っている。そして、欧州選手権(EURO)を戦うことを考えている。その先の、カタールでのワールドカップもね。だから、彼はチェルシーに残るよ。100%だ」
そして、ペドロ氏は契約延長についても、「今後、数カ月以内に話し合うだろう」と、ロンドンでさらに長期にわたってプレーする可能性を示唆した。
チェルシーでは、サッリ監督のスタイルが受け入れられず、当時はジョルジーニョも不当なブーイングを浴びることがあった。しかし、献身的な姿勢を崩さずにプレーを続け、今ではロンドンのサポーターからも愛される存在になっている。今季、チェルシーで公式戦27試合に出場し、すでにキャリアハイとなる7得点を記録しているプレーメーカーは、代理人の言葉通り、来季も青いユニフォームを着て戦うことになるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)