3月シリーズの韓国戦で活躍したDF山根視来をJ公式YouTubeチャンネルで評価

　森保一監督率いる日本代表は、韓国、モンゴルと戦った3月シリーズで2戦2勝を収めた。メンバー23人のうち、国内組は14人が招集されたなか、Jリーグ公式YouTubeチャンネルは評論家・指導者のセルジオ越後氏が各々を評した動画を公開。韓国戦で代表デビューし初ゴールを奪ったDF山根視来（川崎フロンターレ）に対しては「これから日本サッカーを引っ張る1人」と称賛している。

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　日本代表は3月25日に国際親善試合の韓国戦（3-0）、同30日にカタール・ワールドカップ（W杯）アジア2次予選のモンゴル戦（14-0）を戦い、2連勝を収めた。3月シリーズでは8人の初招集を含む14人の国内組を招集。この代表戦に合わせて、Jリーグ公式ツイッターではセルジオ氏が各々を評価した動画を投稿していたが、未公開選手を含めたものを公式YouTubeチャンネルで公開している。

　それぞれの選手に対し、国内でのパフォーマンスを踏まえながら独自の評価を下しているセルジオ氏。その中で、韓国戦で代表デビューを飾り、初ゴールを奪う活躍を見せた山根を「歴代代表選手でも右SBでこんなに点取っていないんですね。あるいは、こんなにアシストになっていない」と、攻撃力に太鼓判を押している。

　山根は湘南ベルマーレから川崎へ完全移籍した昨季、シーズン序盤から出場機会を掴むと、右SBながらも積極果敢な攻撃参加を持ち味に4得点をマーク。攻守に安定したパフォーマンスでチームの2年ぶり3度目となるリーグ制覇に貢献した働きが評価され、自身初となるJリーグベストイレブンに選出された。

　今季リーグ戦ではここまでリーグトップの4アシストをマーク。コンスタントな活躍を続けている姿に、セルジオ氏は「たまにやるだけでは代表入りの意味はないですけど、去年から今年を見てたらね、年齢的にこれから日本サッカーを引っ張るっていう1人じゃないかと思います、期待していますね、彼のことは」と語っており、”辛口”として知られる同氏としては珍しく、賛辞を送っていた。