PSG、ムバッペの移籍金260億円から“大幅ダウン”か 契約延長いまだまとまらず
ビッグクラブが獲得に関心を示すムバッペ 移籍金を260億円→156億円に引き下げか
パリ・サンジェルマン(PSG)に所属するフランス代表FWキリアン・ムバッペは、クラブとの契約が2022年6月までとなっている。PSGは契約延長オファーを送っているが、ムバッペは応じていない。これまでPSGはムバッペの移籍金を2億ユーロ(約260億円)に設定していたと報じられていたが、今夏の売却に向けて移籍金を下げる動きがあるようだ。英紙「メトロ」が報じている。
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ムバッペは、ワールドカップ(W杯)予選のボスニア・ヘルツェゴビナ戦(1-0)の後に、フランスのラジオ局「RTL」の取材に応じた。そのなかでPSGとの契約延長交渉が進んでいないこと、そしてフランス国内でプレーするストレスについて、下記のように語った。
「もちろん、疲弊するよ。自国のクラブでプレーしていて、代表チームにもすべてを捧げようとしていたらね。しばらくしたら、うんざりする。普段は国外でプレーしていて、代表の活動の時だけ戻ってくる選手たちは違うだろう。僕は常に国内にいるから、僕の話は多くなるんだ。でも、PSGと契約を結んだ時から、そうなることは分かっていた」
2017年にモナコからPSGに加入し、160試合で120得点を挙げているムバッペは、自身の去就について「熟考する」と語っていた。リバプール、レアル・マドリード、ユベントスといったクラブが関心を示しているが、PSGも新たなオファーを出し、長期契約を結びなおそうとしてきた。しかし、ムバッペはそのオファーに合意していない。
フランス紙「ル・パリジャン」によると、PSGのオーナーであるナセル・アル・ケライフィ氏とスポーツ・ダイレクターのレオナルド氏は、交渉に進展がないことにしびれを切らしているという。そして、移籍金ゼロでの放出を避けるために、夏の移籍市場に向けて2億ユーロ(約260億円)の違約金を下げる可能性があるという。
記事では「マウリシオ・ポチェッティーノ監督は、フランスの首都における彼の計画で、ムバッペを中心的存在としている。しかし、PSGは夏の移籍市場で彼の売却値を1億2000万ユーロ(約156億円)から1億5000万ユーロ(約195億円)に割り引いて売却することを考えているようだ」と、報じている。
先の発言後、自身が求めることについて、「最も重要なのは、自分のいる場所で心地よさを感じること。そして、毎日を楽しめることだ」と語っているムバッペ。引く手あまたの22歳のアタッカーは、どのような決断を下すのだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)