“世界王者”ドイツ代表監督の引き抜きを計画!? エバートンが310億円の大補強を目論む
レーブ監督の手腕に注目と英紙が報じる
2014年ブラジル・ワールドカップ(W杯)で世界を制したドイツ代表のヨアヒム・レーブ監督に、突如としてのプレミアリーグ参戦の可能性が浮上している。英地元紙「デイリー・ミラー」によれば、ロベルト・マルティネス監督の解任が噂されるエバートンが、世界一の指揮官を後任候補にリストアップしているという。
エバートンは今季プレミアリーグで11位と苦戦が続いている。一昨季は5位でフィニッシュするなど強豪ひしめくプレミアリーグでも屈指の実力を持っているが、今季の不振から就任3年目のマルティネス監督は解任が取り沙汰されている。
そして新監督候補に、ドイツ代表を率いるレーブ監督の名が浮上した。レーブ監督は昨年3月に契約延長し、18年ロシアW杯まで指揮を執ることが決まっている。しかし、記事によれば契約にはレーブ監督が興味を持ったクラブと話をすることは許可されており、条件次第では引き抜きも可能となっているという。エバートンのプレミアリーグ創設以降の最高成績は04-05シーズンの4位。長年跳ね返され続けたトップ4の壁を再び越えるため、クラブ関係者はドイツを世界一に導いたその手腕に注目している。
ただし、その道のりは相当に険しいものであることは間違いない。レーブ監督の考えでは、クラブで指揮を執る際の条件としてUEFAチャンピオンズリーグ(CL)で頂点を争えるレベルであることは必須。仮にそうでない場合も、早急にエリートクラブの仲間入りが果たせるだけの環境が揃ったクラブでないと加入はないと伝えられている。
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