シティ退団決定のアグエロ、来季CL出場に黄信号のアーセナルが接触か

今季限りでマンCの退団が決定しているFWセルヒオ・アグエロ【写真:Getty Images】
今季限りでマンCの退団が決定しているFWセルヒオ・アグエロ【写真:Getty Images】

シティでコーチを務めたアルテタ監督はオーバメヤンとの2トップ形成を希望!?

 マンチェスター・シティのアルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロは、現地時間3月29日に今季限りでの退団が発表された。早速、シティで通算257得点を挙げたストライカーの獲得に乗り出したクラブがあるようだ。英紙「ザ・サン」が報じている。

 2011年にアトレティコ・マドリードからシティに加入したアグエロは、1年目から23得点を挙げる活躍を見せ、44年ぶりのリーグ制覇に貢献した。その後もチームに多くのゴールをもたらし、数々のタイトル獲得を経験。そんなアグエロだが、6月に33歳となる今シーズンは負傷にも苦しんでおり、公式戦14試合で3得点にとどまっている。

 それでも、夏には争奪戦が起こることは必至だ。スペインのバルセロナ、フランスのパリ・サンジェルマン(PSG)、シティと同じイングランドのチェルシーとマンチェスター・ユナイテッド、さらに母国アルゼンチンのインデペンディエンテが関心を示していると報じられている。

 そんななか、アルゼンチン人記者のルーカス・サグリオラ氏によれば、アーセナルがストライカーに接触したという。アーセナルを率いるミケル・アルテタ監督は、現職に就く前にシティでコーチを務めていたため、アグエロのことを熟知。ストライカーの補強を求めており、キャプテンのガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤンとアグエロで2トップを形成することを希望しているようだ。

 現在、プレミアリーグで9位のアーセナルは、UEFAヨーロッパリーグ(EL)を優勝しない限り、来季のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)の出場権を獲得できない。CLの出場権を逃せば、補強に費やせる資金も減る。さらにアグエロ自身もCL出場を希望することが予想されるため、記事では「ヨーロッパ最大の大会への出場を逃せば、アグエロ獲得の競争に遅れを取ることをアルテタ監督も把握している」と伝えている。

 他クラブより早く動くことで、アグエロ獲得の強い姿勢を示そうとしているアーセナル。アルテタ監督は噂を否定しているが、今後どのような動きがあるだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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