南野は「穴埋め役を買って出る」 不振リバプール、“7人の放出対象”に英注目
リバプール、今夏の移籍市場で大刷新へ…南野は「潜在的に息を吹き返した」
日本代表MF南野拓実は、今冬の移籍市場でリバプールからサウサンプトンへ期限付き移籍した。契約は今季終了後までとなっているが、英メディアは今夏にリバプールを去る可能性の高い選手を取り上げており、「南野とエリオットのレンタルバックで置き換えられる」と、放出した戦力の穴埋め役として名前を挙げている。
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南野は今季リバプールで勝負の2シーズン目を迎え、プレミアリーグ第14節クリスタル・パレス戦(7-0)で待望のプレミア初ゴールを記録したものの、それ以降はリーグ7試合でわずか6分間の出場にとどまり、アタッカー陣の序列で転落。そして今冬の移籍市場最終日に、サウサンプトンへの期限付き移籍が決定した。
新天地では第23節ニューカッスル戦(2-3)で先発しデビューを果たすと、豪快なシュートでいきなり移籍後初ゴールを決める活躍を披露。チームの信頼を一気に掴み取ると、第25節のチェルシー戦(1-1)でも、トップクラスの守備陣を相手に華麗なキックフェイントから得点し、新天地で2ゴールを記録している。
今季終了後にリバプールへ復帰する予定となっているが、英メディア「GIVE ME SPORT」は今夏にリバプールを去る可能性の高い選手を特集。主力では唯一、今季限りで契約満了を迎え、バルセロナ移籍が取り沙汰されているオランダ代表MFジョルジニオ・ワイナルドゥムが挙げられている。
他には、スイス代表MFジェルダン・シャキリ、ベルギー代表FWディボック・オリギ、GKアドリアン、そしてレンタル移籍中のMFハリー・ウィルソン(カーディフ)、セルビア代表MFマルコ・グルイッチ(ポルト)、FWセイ・オジョ(カーディフ)が放出対象であると指摘している。
記事では、「シャキリ、ウィルソン、オリギの序列が低下しているが、タクミ・ミナミノとハーヴェイ・エリオットのレンタルバックで置き換えられる」「新星エリオットと潜在的に息を吹き返したミナミノが穴埋め役を買って出る可能性がある」と言及している。現時点では、南野は放出対象ではなく、抜けた戦力の穴埋め役として期待が寄せられているようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)