レアル、来季の監督人事“プランB”を進行中か 後任候補に名将2人が浮上
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ジダン監督の続投が優先される一方で…プランBも同時進行か
レアル・マドリードはジネディーヌ・ジダン監督が2022年まで続投することを望んでいるという。その一方で水面下では監督人事の“プランB”が進行中だとスペイン紙「AS」が報じた。後任として2人の指揮官の名前が浮上している。
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リーガ連覇を狙うレアルだが、今季は宿敵アトレティコ・マドリードとバルセロナの後塵を拝しており、一時はジダン監督解任の噂も流れた。スペインメディアではフランス人指揮官が解任を免れる唯一の方法は、14度目のUEFAチャンピオンズリーグ制覇と報じられていた。「AS」紙によればレアルの内部では来季以降もジダン監督の続投を望む声が挙がっているようだが、同時に監督交代という“プランB”も着実に進行しているという。
記事によれば、レアルは2021-22シーズンまでジダン監督がチームを率いることを楽観視している一方で、何かしらの原因で監督交代を決断することになった場合には現ドイツ代表指揮官のヨアヒム・レーブ監督と、現レアル・マドリード・カスティージャのラウール・ゴンザレス監督の2人が候補だとしている。
レーヴは今夏の欧州選手権を最後にドイツ代表監督の座を退くことが決まっている。すでにレアルの次期監督候補であることがメディアで報じられており、有力候補であることは間違いないようだ。
もう1人の候補であるラウール監督はBチームにあたるレアル・マドリード・カスティージャで2019-20シーズンにUEFAでユースリーグを制覇するなど評価を高めている。ジダン監督に続くクラブ出身者からの指揮官就任の期待は大きい。
あくまで優先事項はジダン監督の続投だが、“白い巨人”はもしもの事態に備えて着実にプランを練り上げているようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)