闘莉王、モンゴルの“ひたむきな姿勢”に敬意 「一番大事なところを教えてもらった」

大差がついた試合でも最後まで戦ったモンゴル代表の選手たち【写真:Getty Images】
大差がついた試合でも最後まで戦ったモンゴル代表の選手たち【写真:Getty Images】

14失点大敗も全力プレーを続けたモンゴルを評価「得点差が開くと足や声が止まるが…」

 日本代表は30日、カタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選のモンゴル戦に臨み、W杯予選での歴代最多得点記録を更新する14-0のスコアで完勝した。フジテレビ系列で中継されたこの試合、副音声でブラジルから解説した元日本代表DF田中マルクス闘莉王氏は、大量リードを許しながらもひたむきなプレーを続けたモンゴル代表の戦いぶりを高く評価している。

 本来はモンゴル国内で行われるはずだった今回の一戦は、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、千葉で無観客試合として行われることになった。地の利を手にできなかったモンゴルは前半から5点のリードを許したが、日本にゴールを奪われても後半も懸命なプレーを続けた。

「サッカーの一番大事なところをモンゴルに教えてもらっている。必死に食らいつく。必死にやっている。サッカーの始まりの部分を教えてもらっている」

 失点を重ねてもラフプレーに走らず、全身全霊の戦いを続けたモンゴルに、闘将は「これだけ得点差が開くと、相手チームの足や声が止まる。モンゴル代表の姿勢は素晴らしい」と、クリーンな戦いぶりに最敬礼を送っていた。

(FOOTBALL ZONE編集部)

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