「もし意図的だったら…」 ベイル、相手選手への“顔面エルボー”の瞬間に英注目

ウェールズ代表FWギャレス・ベイル【写真:AP】
ウェールズ代表FWギャレス・ベイル【写真:AP】

ウェールズはチェコに1-0で勝利 ベイルは決勝点をアシストし勝利に貢献

 ウェールズ代表は現地時間30日、カタール・ワールドカップ(W杯)予選でチェコ代表と対戦し、1-0で勝利を収めた。MFギャレス・ベイル(トッテナム)は決勝点をアシストする活躍を見せたが、試合途中に相手選手の顔面に肘打ちした場面ついて、英メディアは「ベイルが顔面にエルボー」と見出しを打って取り上げている。

 ウェールズは初戦でベルギー代表を相手に1-3で敗戦。今節では、そのベルギーと1-1で引き分けたチェコとの対戦を迎えた。一進一退の攻防となり、両チームともに退場者を出す激しい展開となったなか、0-0で迎えた後半36分、左サイドのスローインの流れからベイルが力強いドリブルで縦に突破。クロスを放り込むと、走り込んだMFダニエル・ジェームズ(マンチェスター・ユナイテッド)が頭で叩き込み、決勝点を演出した。

 一方でこの試合の後半39分、ベイルが相手選手と競り合った際のワンシーンに海外メディアが注目。浮き球に対し、ベイルは高く跳び上がったが、競り合っていた相手DFオンジェイ・クデラ(スラビア・プラハ)の顔面にエルボーをお見舞いする格好に。クデラはピッチに転倒し、顔を抑えて痛がる様子を見せていた。

 英メディア「GIVE ME SPORT」は「ベイルがクデラの顔面にエルボー」と見出しを打ち、このプレーにお咎めはなかったが、「もしベイルがクデラに対し、意図的に肘打ちしたように見られていたら、ウェールズは9人で戦うことになっていただろう」と言及している。仮にベイルが退場処分となっていたら、試合結果は変わっていたかもしれない。

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