「別格に際立っていた」 海外メディアが最高評価を与えた2人の日本人選手は?
日本はモンゴルに14-0の圧勝、FW大迫とMF伊東に海外メディアが10点満点の最高評価
日本代表は30日、カタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選でモンゴル代表と対戦し、14-0の圧勝を収めた。海外メディアは「2人の完璧なパフォーマンス」と取り上げ、FW大迫勇也(ブレーメン)とMF伊東純也(ヘンク)に10点満点の最高評価を与えている。
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新型コロナウイルスの影響により中断していたW杯予選は、本来はアウェーの試合ながらモンゴル側の社会情勢を考慮して異例となる日本開催、無観客試合という形で再開された。国際親善試合の韓国戦(3-0)から中4日となる試合で、森保一監督は両サイドバック(SB)の2人を変更し、代表デビュー戦となるDF松原健(横浜F・マリノス)、DF小川諒也(FC東京)を抜擢。試合は前半13分にMF南野拓実(サウサンプトン)がネットを揺らし、ゴールラッシュの口火を切った。
勢いに乗った日本は前半23分、縦パスを受けた大迫が反転しながら右足で流し込み追加点。同26分には右サイドを突破した伊東のクロスに対し、ニアで潰れた大迫の裏に走り込んだFW鎌田大地(フランクフルト)が押し込んで3点目を奪う。同33分には、右サイドからの伊東のクロスをMF守田英正(サンタ・クララ)が代表初ゴール。同39分にはオウンゴールで得点を重ね、5-0の大差で前半を折り返した。
後半に入ってもペースの衰えない日本は、後半10分にCKの流れから大迫が6点目。同23分には大迫のポストプレーから代表デビューのMF稲垣祥(名古屋グランパス)が右足の一撃を突き刺し、同28分に伊東、同33分にはFW古橋亨梧(ヴィッセル神戸)がネットを揺らした。同34分には伊東が再び右足での一撃を決め、同42分には古橋も追加点。11-0とし、予選での最多得点記録を更新した。
後半アディショナルタイムに入っても、FW浅野拓磨(パルチザン)が得点。そして大迫はハットトリックを達成する一撃を決め、稲垣が締め括りとなる14点目を決め、歴史的な圧勝劇となった。海外データサイト「SofaScore」は、公式ツイッターで「2人の完璧なパフォーマンス。日本は衝撃の14-0を達成した」と取り上げている。
投稿では、この日2ゴール3アシストの伊東、3ゴール1アシストの大迫に対し、「伊東と大迫は別格に際立っていた。両者に10点満点を与える。良くやった!」と最高評価を与えていた。最前線で基準点となる大迫と右サイドを圧倒的なスピードで打開する伊東は、今や日本代表にとって不可欠な存在として地位を確立している。