レスターの奇跡をアシスト! チェルシーのエース、アザールが2年連続のプレミアV決定弾で話題に

昨季のMVPは昨年のパレス戦に続き、2日のトットナム戦でライバルの野望を阻む同点弾

 チェルシーのベルギー代表MFエデン・アザールが2日にチェルシーの本拠地スタンフォード・ブリッジ行われたプレミアリーグ第36節トットナム戦で芸術的な同点ゴールを決めた。ちょうど365日ぶりにホームスタジアムで挙げたゴールは奇しくも2シーズン連続でリーグ王者を決する重要なゴールとなった。

 1-2とチェルシーのビハインドで迎えた後半38分、アザールは左サイドのハーフライン付近から得意のドリブルを開始すると、トットナムDF2人の間を流麗に突破。中央のFWディエゴ・コスタに預けて、さらに前線へ駆け上がる。コスタからのリターンパスをエリア内で受けると、右足でゴール右上隅へ華麗に流し込んだ。

 アザールの劇的な同点ゴールで試合は2-2の引き分けに終わった。2位トットナムは勝ち点を70までしか伸ばせず、2試合を残して勝ち点77の首位レスターのリーグ初優勝が決まった。「僕らはトットナムに優勝してほしくない」同じくロンドンを本拠地とする宿敵の優勝阻止を公言していたアザールの有言実行の一撃で、レスターのクラブ史上初の快挙をアシストした。

 

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