ロッベンが恩師ファン・ハールの成功を祈る 「成功できると確信している」

 

マンUの打診は断るも、恩師の未来を気遣う

 

 バイエルンのオランダ代表FWアリエン・ロッベンがマンチェスター・ユナイテッドのルイス・ファン・ハール監督の成功と来季の欧州チャンピオンズリーグ出場権の獲得にエールを送っている。英地元紙ガーディアンが報じている。

 17日の欧州CLマンチェスターC戦で後半途中から出場し、1-0勝利に貢献したスピードスターは14日のQPR戦で今季公式戦初勝利を挙げた指揮官を称えた。

「最近は話していないが、彼がQPR戦で勝つことができて嬉しい。彼の実力を示してくれるといいけれど、時間は必要だ。勝てなければどうなってしまうかも分かっている。プレッシャーを受けることになるが、彼が成功できると確信している」

 ロッベンは同じオランダ人のファン・ハール監督とバイエルン、そして、ブラジルワールドカップのオランダ代表で師弟関係にあった。バイエルンのジュゼップ・グアルディオラ監督は欧州CL初戦前の記者会見で、今夏マンUがロッベン獲得の打診を出したが、ロッベン自身が断ったことを明かしている。

 今季公式戦4試合白星なく、慌てて移籍市場で1億5000万ポンドを投入したファン・ハール監督を袖にしていたウインガーだが、「彼はチームと選手を向上されることができる。若くて才能のある選手がユナイテッドにはいる」と指摘している。

 英国史上最高の移籍金で獲得したアルゼンチン代表MFアンヘル・ディマリアらの大型補強で増強した戦力を評価し、「彼は来季ユナイテッドを欧州CL出場という、かつて彼らがいた場所に戻すだろう。彼らは本当にビッグクラブで、そこがいるべき場所なんだ」と恩師の成功を祈っていた。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

 

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