伊東純也に10点満点! ブラジルメディアが最高評価「メッシの日を過ごした」
日本はモンゴルに14-0の歴史的圧勝 伊東は2ゴール3アシストの活躍
日本代表は30日、カタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選でモンゴル代表と対戦し、14-0の圧勝を収めた。ブラジルメディアはモンゴル戦に出場した選手を10点満点で採点しており、2ゴール3アシストを記録したMF伊東純也(ヘンク)に対し、「彼はメッシの日を過ごした」と最高評価を与えている。
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新型コロナウイルスの影響により中断していたW杯予選は、本来はアウェーの試合ながらモンゴル側の社会情勢を考慮して異例となる日本開催、無観客試合という形で再開された。国際親善試合の韓国戦(3-0)から中4日となる試合で、両サイドバック(SB)の2人を変更。試合は前半13分にMF南野拓実(サウサンプトン)がネットを揺らし、ゴールラッシュの口火を切った。
勢いに乗った日本は前半23分、縦パスを受けた大迫が反転しながら右足で流し込み追加点。同26分には右サイドを突破した伊東のクロスに対し、ニアで潰れた大迫の裏に走り込んだFW鎌田大地(フランクフルト)が押し込んで3点目を奪う。同33分には、右サイドからの伊東のクロスをMF守田英正(サンタ・クララ)が代表初ゴール。同39分にはオウンゴールで得点を重ね、5-0の大差で前半を折り返した。
後半に入ってもペースの衰えない日本は、後半10分にCKの流れから大迫が6点目。同23分には大迫のポストプレーから代表デビューのMF稲垣祥(名古屋グランパス)が右足の一撃を突き刺し、同28分に伊東、同33分にはFW古橋亨梧(ヴィッセル神戸)がネットを揺らした。同34分には伊東が再び右足での一撃を決め、同42分には古橋も追加点。11-0とし、予選での最多得点記録を更新した。
後半アディショナルタイムに入っても、FW浅野拓磨(パルチザン)が得点。そして大迫はハットトリックを達成する一撃を決め、稲垣が締め括りとなる14点目を決め、歴史的な圧勝劇となった。ブラジルメディア「グローボ・エスポルチ」はモンゴル戦に出場した日本人選手を10点満点で採点。2番目に評価が高い8.5点の採点だったDF松原健と大迫で3ゴール1アシストの大迫について「今回の2試合で、彼が依然としてサムライブルーに多くのものを提供できることを示した」と言及している。
そして、最高評価を与えられたのは10点満点の伊東。「危険を呼び込む完璧な出来だった。彼はメッシの日を過ごした」と絶賛しており、伊東の突破力は、サッカー王国ブラジルをも唸らせたようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)