日本代表、W杯予選“再開戦”で前半を5-0と圧倒 南野5戦連発、守田は代表初ゴール
モンゴル相手に一方的な展開、南野は本田に続く史上2人目のW杯予選5試合連続ゴール
日本代表は30日、カタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選のモンゴル戦に臨み、一方的な展開に持ち込んだ前半を5-0とリードして折り返した。
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新型コロナウイルスの影響でストップしていたW杯予選の再開戦は、モンゴルのホームゲームであるものの、社会情勢から日本のフクダ電子アリーナで無観客試合での開催となった。日本代表の森保一監督は、国際親善試合の韓国戦(3-0)から中4日となる試合で両サイドバックを変更。右に代表デビュー戦となるDF松原健、左にDF小川諒也が入った。
日本がボールを持つと5-4-1でブロックを作るモンゴルに対して前半13分、左右に揺さぶった攻撃から中央へのパスをMF南野拓実が受けると、ゴール正面から左足で丁寧なシュートを流し込んで先制。これで南野は2次予選のスタートから5戦連続ゴールとなり、日本代表でのW杯予選歴代最多連続ゴール7試合のMF本田圭佑に迫っている。
その後も、ほぼ敵陣でのハーフコートとした日本は同23分、DF吉田麻也の縦パスを南野がスルーし、その先で受けたFW大迫勇也が反転。GKとの1対1を右足で冷静に決め追加点。さらに同26分には、右からMF伊東純也が入れたクロスをニアで大迫が潰れた裏に入り込んだMF鎌田大地が決め、3-0とリードを広げた。
同33分には、日本の最終ラインにプレスをかけたモンゴルの逆を取り、松原から伊東への縦パスで一気にスピードアップ。伊東が右サイドからマイナスのボールを送ると、走り込んだMF守田英正が代表初ゴールとなる一撃を右足で決めた。さらに同39分には松原のクロスが相手に当たってオウンゴールとなり、5-0と一方的な試合に持ち込んでハーフタイムを迎えた。