リバプールFWサラー、宿敵ラモスに3年前の“遺恨なし”強調 「もう過去のこと」
3年前のCL決勝以来の対戦、“脇固め”で負傷した因縁に言及
リバプールのエジプト代表FWモハメド・サラーは、2017-18シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝で左肩を負傷するアクシデントに見舞われ、涙の途中交代を余儀なくされた。その際に競り合ったレアル・マドリードのスペイン代表DFセルヒオ・ラモスとの“因縁”について語ったと、スペイン紙「マルカ」が報じている。
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今季のCLはベスト8が出揃い、2季前の王者リバプールは史上最多13度の優勝を誇るレアルと激突することが決まった。17-18シーズンのファイナルと同じ組み合わせとなり、サラーとラモスの関係に再び注目が集まっている。
3年前の決勝は3-1とレアルが完勝を収める結果となったが、その一つの要因ともなったのがサラーの負傷交代だ。サラーは競り合いの中でラモスに右腕を掴まれ、柔道の脇固めを決められるような格好でピッチに倒れ込み、強打した左肩を痛めて前半のうちにピッチを去っていた。このラモスのラフプレーは当時物議を醸した。
インタビューでレアルとの再戦が3年前のリベンジになるかと聞かれると、サラーは「この試合に勝って、準決勝に進みたいという特別なモチベーションがあるということだけを言っておくよ。今何が起きてもキエフでの決勝の結果が変わるわけではないからね」と、前回の対戦とは全く切り離して考えていると語った。
そして、因縁あるラモスとのマッチアップについても、本人はすでに過去のことだと気持ちを切り替えている。ラモスに関する質問を受けたサラーは笑いをこぼし、次のように語ったという。
「あの試合はもう過去のことなので考えていない。考えているのはチームのことだけ。みんなが自分のチームに集中し、勝ちたいと考えている……それだけだ」
ラモスとサラーの再マッチアップが大きな注目を集めているが、本人はチームの勝利以外のことに関心はないようだ。