「狂気」「誰も阻止できない」 “怪物”ハーランド、練習中の弾丸ボレー弾に海外衝撃
ノルウェー代表がSNSに投稿して話題、海外メディアやファンが反応
ノルウェー代表FWアーリング・ブラウト・ハーランドは、所属するドルトムントでゴールを量産しており、20歳にして世界トップレベルのストライカーとしての地位を確立している。ビッグクラブからの関心を集める新時代の“怪物”は、母国代表でも存在感を高めているが、ノルウェー代表の公式インスタグラムが練習中に見せた弾丸シュートの映像を公開。海外メディアやファンからの反響を呼んでいる。
ハーランドは母国ノルウェーのブリンFK、モルデFKを経て、2019年にオーストリア1部ザルツブルクに加入。2019-20シーズンにリーグ戦14試合16得点とゴールを量産し、ドイツ1部ドルトムントへのステップアップ移籍を果たした。ドルトムント移籍後もアクロバティックなゴラッソを決めるなど、ハイペースで得点を決め続けており、20歳にして欧州中のビッグクラブが熱視線を送るストライカーに成長した。
そんなハーランドは現在、ノルウェー代表の一員としてカタール・ワールドカップ(W杯)欧州予選に参戦中。24日に行われたグループG初戦のジブラルタル戦(3-0)、27日の第2節トルコ戦(0-3)とここまでは無得点に終わっており、30日の第3節モンテネグロ戦での爆発が期待されている。
ノルウェー代表の公式インスタグラムは、ストーリー(24時間で自動削除される写真・動画)に1本の動画を投稿。モンテネグロ戦の試合会場で練習するなか、ハーランドは左足でボールをすくい上げて前方にパスすると、手でキャッチしたチームスタッフがペナルティーアークでボールを高く上げた。走り込んだハーランドは利き足の左足を一閃。ジャストミートした一撃は、凄まじいスピードでゴール右隅に突き刺さり構えていたGKも一歩も動けなかった。
練習中のワンシーンとはいえ、194センチの長身から繰り出された一撃はまさに弾丸と呼べる一撃。米スポーツ専門局「ESPN」のサッカー番組「ESPN FC」が、公式インスタグラムで「誰も阻止できない」と綴り映像を公開すると、海外ファンからも「なんてロケットだ」「ゴールマシン!」「未来の史上最高」「狂気」「ターミネーター」といった声が上がっていた。
シュート後には冗談交じりにハムストリングスを負傷したような素振りを見せるなど、リラックスした様子を見せていたハーランド。代表戦では沈黙が続くものの、次戦での爆発に期待が高まる。