ムバッペを“ゼロ円”で獲得できた? 元ドルトムント敏腕スカウトが回想「本当に残念」
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香川らを発掘したミスリンタット氏、2016年にムバッペ獲得のチャンスがあったと明かす
ドイツ1部ドルトムントは、2016年にフランスが誇るFWキリアン・ムバッペ(現パリ・サンジェルマン)を“ゼロ円移籍”で獲得していた可能性があったという。日本代表MF香川真司(現PAOK)らの才能を発掘したことで知られる敏腕スカウトのスヴェン・ミスリンタット氏が明かした。
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ムバッペは16歳だった2015年にモナコでプロデビューを飾った。すでに主力選手となって活躍していた2016-17シーズンには、モナコのリーグ・アン制覇やUEFAチャンピオンズリーグ4強進出に貢献した。2017年夏の移籍市場でパリ・サンジェルマン(PSG)へ買い取りオプション付きの期限付き移籍で加入し、翌年に完全移籍。PSGがムバッペ獲得に支払った移籍金は歴代2位の1億4500万ユーロ(約187億円)と伝えられている。
だが、ドルトムントでMF香川やガボン代表ピエール=エメリク・オーバメヤン(現アーセナル)らを見出した敏腕スカウトのミスリンタット氏によれば、ムバッペはPSGに渡る1年前の2016年にフリートランスファーで獲得する可能性があったという。同氏はポッドキャスト番組「Kicker meets DAZN」の中で当時のことを回想している。
「キリアンを獲得できなかったのは本当に残念だ。キリアン・ムバッペはある時点で、フリーで獲得ができた。獲得に手を挙げるクラブはたくさんあった。しかし、我々はそれに勝つチャンスがなかった。
もしあの時、モナコからムバッペを獲得できていたら、もちろんそれはメガディールになっていただろう」
ドルトムントを退団後にアーセナル、シュツットガルトと渡り歩いているミスリンタット氏。ドルトムントでムバッペ獲得のチャンスを掴めなかったことは、一つの心残りとなっているようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)