「感銘的」「真の脅威」と英国人記者が絶賛 U-24アルゼンチン戦“先発11人”を採点
中2日での再戦に3-0快勝、2ゴールを生み出した板倉と久保のコンビに最高評価
東京五輪世代のU-24日本代表は29日、U-24アルゼンチン代表との国際親善試合2連戦の第2戦に臨み、3-0と勝利を収めた。南米予選1位の強豪との“再戦”に快勝した一戦を、海外記者はどのように見たのか。かつてAFC(アジアサッカー連盟)の機関紙「フットボール・アジア」編集長やPAスポーツ通信のアジア支局長を務め、20年以上にわたってアジアサッカーを追う英国人記者のマイケル・チャーチ氏が、先発した11選手を採点。2得点を生み出したMF久保建英(ヘタフェ)と、DF板倉滉(フローニンゲン)のコンビに最高評価を与える一方、久保のファウルをもらうためのプレーを「簡単に倒れる傾向は見逃せない」と厳しく指摘している。
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U-24アルゼンチン戦のU-24日本代表スタメン11人の採点(10点満点)
【GK】
■谷 晃生(湘南ベルマーレ) 6点
見せ場は少なかったが、後半にアドルフォ・ガイチが放った一撃に対し集中力を示して防いだ。無失点勝利に貢献。
【DF】
■原 輝綺(清水エスパルス) 7点
守備良し。さらに良いのは頻繁なサイドでの攻撃参加。目を引くようなパフォーマンスだった。
■瀬古歩夢(セレッソ大阪) 7点
盤石の働き。先制点につながるピンポイントパスでアルゼンチン守備陣を瓦解させた。これで日本優位が決まった。最高の視野と成功率。
■町田浩樹(鹿島アントラーズ) 6点
アルゼンチン攻撃陣の低調なパフォーマンスにより見せ場は少なかったが、最終ラインで体を張った。
■古賀太陽(柏レイソル) 6点
左サイドに鎮座。攻撃での貢献はほとんどなかったが、安定感を示した。
マイケル・チャーチ
アジアサッカーを幅広くカバーし、25年以上ジャーナリストとして活動する英国人ジャーナリスト。アジアサッカー連盟の機関紙「フットボール・アジア」の編集長やPAスポーツ通信のアジア支局長を務め、ワールドカップ6大会連続で取材。日本代表や日本サッカー界の動向も長年追っている。現在はコラムニストとしても執筆。