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マン・CのDFデミチェリスが忌み嫌うマン・U指揮官ファン・ハールを痛烈批判 「悪臭を漂わせた」
安住を侵した張本人
マンチェスター・シティのアルゼンチン代表DFマルティン•デミチェリスが、バイエルン時代に冷遇されたマンチェスター・ユナイテッドのルイス・ファン・ハール監督を「悪臭をまき散らしていた」と批判した。ドイツ地元紙「ビルト」が報じている。
33歳のベテランストッパーは、03-04シーズンから10-11シーズンまでバイエルンに在籍した。09-10シーズンにファン•ハール監督が就任するまでは、不動のレギュラーだった。だが、ファン・ハール政権下では若手が優遇され、ベンチへと追いやられた。
「ミュンヘンでは多くのことを成し遂げたと思う。自分の実力で先発の座を獲得した。私自身もクラブのファンだったし、クラブのお気に入りだったと感じていた。だが、ファン・ハールがバイエルンにやってきた瞬間、悪臭を漂わせ始めたんだ」
ファン・ハールは就任1年目でカップ戦とリーグ戦の二冠を達成した。だが、そのオランダ人指揮官とは衝突を繰り返し、10年12月にスペインのマラガへと移籍。そこでも定位置を確保し、アトレティコ・マドリードを経て昨季からはマン・Cでプレーしている。
そして、クラブハウスに悪臭をまき散らしたというかつての天敵は、同じ街を本拠地とする宿敵にやってきた。ダービーマッチは11月2日に予定されている。9月13日のアーセナル戦(2-2ドローで)で同点弾を決めるなど、好調のデミチェリスが、安住の地を侵された仇敵相手にどんなプレーをするのか。マンチェスター・ダービーを面白くする見どころとなっている。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
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