ムバッペ、仏代表FWの“無礼なスルー”に愕然の表情が反響 「テレビは怒りを捉えた」
交代を命じられたマルシアルが不満をにじませ、手を差し伸べたムバッペを無視
フランス代表は現地時間28日、カタール・ワールドカップ(W杯)欧州予選グループD第2節でカザフスタン代表を2-0で破った。後半途中からピッチに立ったFWキリアン・ムバッペ(パリ・サンジェルマン)だが、交代時の表情が海外メディアで取り上げられている。
フランスは前半19分、MFポール・ポグバを起点にFWアンソニー・マルシアル(ともにマンチェスター・ユナイテッド)につなぎ、最後はFWウスマン・デンベレ(バルセロナ)が決めて先制。さらに、同44分には相手のオウンゴールで追加点を奪い、そのまま逃げ切る形で2-0と勝利した。
ムバッペは後半14分から途中出場したが、交代を命じられたマルシアルは不満顔。ムバッペが右手を差し出してピッチインしようとしたが、それに応えることなく通り過ぎた。これには、3歳年下のムバッペもさすがに思うところがあったのか、驚きとも怒りとも取れるような表情でマルシアルの後ろ姿をしばらく見つめていた。
スペイン紙「マルカ」は、「カザフスタン対フランス戦の論争:これがマルシアルの無礼さに対するムバッペの反応」と見出しを打ち、「テレビカメラはムバッペの怒りを捉えていた。PSGのスターはユナイテッドのストライカーの態度が気に入らず、その表情が世界中に拡散された」と報道。公式ツイッターでも、「交代時のマルシアルの感情…そして、ムバッペが彼に送った視線と表情を見よ!!」とその画像を掲載している。
フランスは3月31日に第3節でボスニア・ヘルツェゴビナと対戦予定だが、両者の関係に影響がないことを祈るばかりだ。
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