南米予選1位の強豪に3-0完勝でリベンジ　出場した全17選手を5段階査定

　U-24日本代表は29日、東京オリンピック南米予選1位だったU-24アルゼンチンと北九州スタジアムで対戦。26日に東京スタジアムで行われた試合に0-1で敗れたなかで、MF久保建英、DF板倉滉以外の先発メンバー9人を入れ替え、中2日の一戦に臨んだ。

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　日本は前線から守備が機能し、試合の主導権を握る。前半45分にFW林大地のゴールで先制した日本は、後半にもMF久保建英のCKからMF板倉滉のヘディングが2度決まり、3-0で完勝した。

　見事に初戦のリベンジを果たした一戦で、各選手がどのようなパフォーマンスを見せたのか。出場17選手を5段階評価（最高が五つ星＝★★★★★）で査定した。

＜GK＞
■谷　晃生（湘南ベルマーレ）＝★★★★☆
　決定的なシュートを打たれる場面は少なかったが、後半19分には相手FWガイチの枠を捉えたミドルシュートをしっかり抑える。ゴール前のこぼれ球へのカバーの意識も高く保ち、安全第一のプレーで無失点に貢献した。

（出場なし）
大迫敬介（サンフレッチェ広島）
沖　悠哉（鹿島アントラーズ）

＜DF＞
■原　輝綺（清水エスパルス）＝★★★☆☆
　久保建英と良い連携を見せて上げた37分のクロスなど、タイミングの良い攻め上がりを見せる。後半の選手交代後、相手が圧力を高めてきたなか、守備でも背後を突かれることはほぼなく安定したプレーだった。

■瀬古歩夢（セレッソ大阪）＝★★★★☆
　町田とともに1トップのガイチを見張って完封の立役者になる。攻撃面でも前半45分に最終ラインの裏を狙った林大地の動きを見逃さず、極上のロングパスをラインの裏に送って先制ゴールをアシストした。

■町田浩樹（鹿島アントラーズ）＝★★★★☆
　アルゼンチンのエースであるガイチに入ってくる縦パスを読み、相手に攻撃の基準点を作らせなかった。また、推進力のある相手の右サイドの突破を警戒しながらも、背後を突かれた際は的確なカバーを見せた。

■古賀太陽（柏レイソル）＝★★★☆☆（→後半44分OUT）
　守備面では粘り強い対応を見せて相手の攻撃を食い止めた。後半は持ち直したものの、前半はトラップ時のボールコントロールミス、ビルドアップのミスが目につき、相手に狙われることになった。

■中野伸哉（サガン鳥栖U-18）＝評価なし（←後半44分IN）
　チーム最年少での招集、そして試合の最終盤に地元で東京五輪代表デビューを果たす。出場時間が短いため、採点なし

（出場なし）
渡辺　剛（FC東京）
菅原由勢（AZ）