ドルトムント香川、電光石火の1G1Aは「決定的な活躍」 独紙がMOMとベスト11に選出

1得点のフランクフルト長谷部もベスト11に名を連ねる

 ドルトムントの日本代表MF香川真司は4月30日に行われたヴォルフスブルク戦で、開始10分までに1得点1アシストを記録するなど5-1の大勝に大きく貢献。独地元紙「キッカー」では、マン・オブ・ザ・マッチと暫定のベストイレブン(2日にブレーメン対シュツットガルト戦開催のため)の両方に選出された。

 香川は前半7分にMFムヒタリアンのシュート性の強烈なクロスを右足でうまく合わせて、リーグ戦9得点目を決めた。その2分後の同9分には丁寧なスルーパスでFWラモスのゴールをお膳立て。「キッカー」紙はドルトムントの”小さな魔法使い”に2点(1が最高、6が最低)を付け、マン・オブ・ザ・マッチに選出。寸評では、開始早々に試合を決定づける2得点を演出した点を称賛している。

「ヴォルフスブルクが正しい道を探している間に、香川は電車を出発させた。BVBの中で決定的な活躍をしていた」

 香川はパス40本中37本を成功させ、成功率92%を記録。その他、走行距離11.52km、対人戦勝率でも60%と高い数値を叩き出した。4試合連続のフル出場で、直近のリーグ戦7試合5得点と好調を維持している。

 また、香川は今節のベストイレブンにも選出された。ダルムシュタット戦で3年ぶりの得点を挙げたフランクフルトのMF長谷部誠もベストイレブンに名を連ねている。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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