レアル、神童ダブル獲りに6選手放出か ラモス&ヴァランの守備の要も対象
ムバッペ&ハーランドのダブル獲りに向けた資金調達で主力を大量放出と英紙報道
レアル・マドリードは来季に向けて、世界が注目する2大若手スター、フランス代表FWキリアン・ムバッペ(パリ・サンジェルマン)とノルウェー代表FWアーリング・ブラウト・ハーランド(ドルトムント)のダブル獲りを狙っているとされる。英紙「デイリー・メール」は、レアルが最大で6選手を売却する可能性があると伝えている。
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タレント揃いとはいえ、レアルはいまだ2018年にユベントスに移籍したポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの喪失感が残っている。そうした状況を打破するための新戦力として、21歳のムバッペと20歳のハーランドの名前が浮上。2人はすでに世界屈指の点取り屋として結果を残しているうえに、年齢的にはまだまだ十分な伸びしろを感じさせる未来のスター候補で、「デイリー・メール」紙は先日、「ムバッペとハーランドを獲得するために、レアルが全力を尽くす」と報じていた。
ただ、ハーランドは6500万ポンド(約98億円)の契約解除金が来季に有効となるが、ドルトムントはハーランドに約1億5000万ポンド(約227億円)のプライスタグを付けていて、今夏には入札合戦が予想される。一方のムバッペは、PSGとの現行契約は2022年までとなっているが、クラブ側が売却に消極的であるため、ハーランドよりも高額になる可能性があり、潤沢な資金を持っているとされるレアルと言えど、それでもどちらか1人、あるいはダブル獲りとなると、かなり大規模な“調整”が必要となる。
放出リストには、2019年夏にチェルシーから獲得したものの故障続きでほとんど活躍できていないベルギー代表MFエデン・アザール、ジネディーヌ・ジダン監督との確執が取り沙汰されるなどして現在トッテナムに期限付き移籍中のウェールズ代表FWギャレス・ベイルの名前が載るなか、スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」によると、レアルはこの神童2人を獲得するために、さらにキャプテンのスペイン代表DFセルヒオ・ラモス、長年活躍してきたフランス代表DFラファエル・ヴァラン、ブラジル代表DFマルセロ、スペイン代表MFイスコもリストに加える可能性があるという。
アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(バルセロナ)とポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(ユベントス)の後継者になるとも呼び声高いムバッペとハーランド。国内と欧州での返り咲きを目指すレアルは、2人と契約するためであれば、いかなる努力も惜しまない姿勢のようだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)