マンU、「2024年スタメン」を英紙予想 1トップは「運命を変える」ハーランドを指名
センターバックの補強補強にビジャレアルDFトーレス
2018年12月にジョゼ・モウリーニョ前監督の後任としてマンチェスター・ユナイテッドを率いることになったオレ・グンナー・スールシャール監督は、約1年3カ月でまだ一つもチームにトロフィーをもたらせていないものの、2024年までの契約延長間近だとされる。これを受けて、英紙「デイリー・エクスプレス」は、契約延長した場合のスールシャール監督の最終年にユナイテッドがどのようなチームになっているか、2024年のユナイテッド予想スタメンを取り上げた。
まず守護神に抜擢されたのは、イングランド代表GKディーン・ヘンダーソンだ。記事では、スペイン代表GKダビド・デ・ヘアに代わって正GKとなってからのパフォーマンスを評価し、「長期的な選択肢になれる」と言及。また、2023-24シーズン終了時にはデ・ヘアが33歳となることから、「それまでには両者は平和的な別れを迎えていることだろう」と綴っている。
4バックには、イングランド代表DFルーク・ショー、スペイン代表DFパウ・トーレス(ビジャレアル)、イングランド代表DFハリー・マグワイア、イングランド代表DFアーロン・ワン=ビサカが並んだ。今季のショーとワン=ビサカの連携を「完璧」と称賛し、それぞれ25歳、23歳と若いことから「今後も攻撃面での成果が続けば、何年にもわたり良いパートナーシップを築くことができるだろう」と予想。トーレスについては「マグワイアが求めてきた左足のパートナー。この先2回の移籍市場でビクター・リンデロフと交代する可能性がある」と述べた。
中盤は、イングランド代表MFデクラン・ライス(ウェストハム)とスコットランド代表MFスコット・マクトミネイの2人だ。記事では、マクトミネイが2024年頃にはピークを迎える可能性があると予測。また、ここ最近にウェストハムからおよそ1億ポンド(約151億円)の評価を下されたライスに関しては、「コストはかかるが、スールシャール監督から中盤の2人体制を脱却するような兆候は見られないため、この先何年にもわたり中盤の要となる可能性を秘めるライスに投資する価値はある」との見解を示した。