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CKの場面でフラッグを引っこ抜く! ルール無用の悪童バロテッリの蛮行がイタリアで波紋
イタリアメディアが苦言 「彼は何をしたいのか」
日本代表FW本田圭佑が所属するACミランの悪童FWマリオ・バロテッリが見せた奇行に、批判が集まっている。ミランは1日の本拠地フロジノーネ戦で、19位の格下を相手に終了間際のゴールでようやく3-3の引き分けに追いつく体たらくだったが、バロテッリは退場処分になってもおかしくない行為を見せていた。
悪童が謎の行動に出たのは前半25分だった。左CKを得たミランは、バロテッリがキッカーとしてポイントに向かった。すると何を思ったのか、おもむろにコーナーフラッグに手を掛けると引き抜いて傍らに置いた。確かに、右足のキッカーにとって助走の角度によっては邪魔になる場合もあるが、その障害物を排除するためにまさかの実力行使に出た。
当然、そんな蛮行が許されるわけもなく、主審に注意を受けた。悪童は渋々という様子でフラッグを元の位置に戻すと、CKを蹴った。
この行為が波紋を呼んでいる。ミラン専門のニュースサイト「milannews.it」は、この行為を断罪している。
「ルール上、許されるわけのない行為で警告を受けるべき行為だった。その後にすぐ別のプレーでイエローカードも出された。前半のうちに退場処分になってもおかしくなかった。彼は何をしたいのか」と、1点ビハインドを追う状態で数的不利になりかねない行為だったと厳しく批判している。
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