相馬の活躍に「三笘の残像あり」 相手の逆をつくドリブルにアルゼンチンDFも苦心

東京五輪に向けて彼らを日本の武器に磨き上げるのなら…

 練習で「阿吽の呼吸」を見せているという彼らが、試合のなかで互いにどのようなプレーができるかを確認できたことは、ポジティブな要素だろう。しかも今回は同じ相手との2連戦。移動を含めた中2日での試合となるため、体力回復に努めるだけでも精一杯かもしれない。さらに国内組と海外組は、宿泊するホテルのフロア、食事会場、移動のバスも別になっており、コミュニケーションを図れる場も限られる。

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 そうした状況だからこそ、フル出場した久保の疲労は気がかりだが、4カ月後に予定されている東京五輪に向けて、彼らを日本の武器に磨き上げるのであれば、第2戦でもある程度の時間、ピッチに並ばせるべきだろう。

 五輪に備えるという意味では、初戦の後半でシュートゼロに終わったアルゼンチンから先制点を奪い、より前に重心を置いて圧力をかけてくる南米王者の攻撃も体感しておきたいところ。そんな相手のスイッチを入れる役としても、初戦は機能しきれなかった2人のコンビに期待したいところだ。
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(河合 拓 / Taku Kawai)



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