長友インテル、来季CL出場の可能性が消滅… 敵地でラツィオに0-2と敗戦

左サイドバックで先発した長友 強豪クラブ注目のカンドレーバと対峙

 日本代表DF長友佑都が所属するインテルは、来季のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)への道が閉ざされた。1日の敵地ラツィオ戦で、インテルは0-2の敗戦。スタメン出場の長友は、1点ビハインドの後半34分に交代でピッチを後にした。

 左サイドバックに入った長友にとっては、来季に向けた移籍市場でユベントス、ナポリなど上位クラブがこぞってリストアップするイタリア代表MFアントニオ・カンドレーバとマッチアップするゲームになった。試合は開始8分であっさりと動く。インテルが最終ラインの中央で不用意に裏を取られると、ラツィオの37歳の点取り屋である元ドイツ代表FWミロスラフ・クローゼにGKとの1対1を冷静に決められて先制を許した。ループシュートに対して最後までボールを追いかけた長友だったが、その気持ちも及ばなかった。

 その後は、どちらもハッキリと主導権を奪いきれない一進一退のゲームになった。そのなかでインテルに生まれた決定機は同27分だった。MFジョフリー・コンドグビアの絶妙なループパスにトップ下のMFステヴァン・ヨベディッチが反応してシュートを放ったが、相手GKに阻まれた。逆に同28分には、長友のマークを外したカンドレーバが強烈なミドルシュートを放ったが、GKサミル・ハンダノビッチが弾き出す。試合はラツィオが1点リードのまま前半を終えた。

 

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