U-24日本代表、アルゼンチン戦出場15選手「パフォーマンス査定」 “4つ星”の最高評価は?

ドリブル突破からチャンスを創出した相馬勇紀(名古屋グランパス)【写真:Getty Images】
ドリブル突破からチャンスを創出した相馬勇紀(名古屋グランパス)【写真:Getty Images】

途中出場の相馬が奮闘、ドリブル突破からチャンスを創出

■中山雄太(ズウォレ)=★☆☆☆☆
 序盤にパスコースを見つけられなかったのか、パスが相手の守備に引っ掛かり、攻撃の構築ができず。劣勢の時間帯は守備のフィルターとしても機能できずに相手のパスワークに翻弄された。

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■渡辺皓太(横浜F・マリノス)=★★☆☆☆
 最初のチャンスで3列目からゴール前に飛び出す積極的なプレーを見せる。しかし守備面では相手に体を寄せ切った場面でも、フィジカルの差が出てボールを奪いきれない場面が散見。展開力も物足りなかった。

■三好康児(アントワープ)=★★☆☆☆(→後半42分OUT)
 前半から相手の左サイドと激しくやりあう。右サイドから、何度かチャンスを作り出した。後半もカットインからシュートを放つなど、果敢にゴールを狙う姿勢は良かったが、あと一歩精度に欠けた。

■三笘 薫(川崎フロンターレ)=★★☆☆☆(→後半21分OUT)
 開始早々に自陣で仕掛けたドリブルでボールを失った場面をはじめ、相手の普段と異なる間合いに苦戦。アタッキングサードでは脅威になったが、全体的に低い位置でのプレーが多く、相手に順応している間に交代となった。

■相馬勇紀(名古屋グランパス)=★★★★☆(←後半21分IN)
 対峙する相手の右サイドバックが三笘薫の仕掛けに慣れていたなかで、早いタイミングで急加速するドリブル突破からチャンスを創出した。スルーパスやクロスからも、ゴールを予感させた。

■久保建英(ヘタフェ)=★★★☆☆
 相手に警戒されているなかでも、持ち前の推進力でボールを運んだり、相手を引き付けてパスを出したりと、チャンスを作り出していた。ほとんどのセットプレーのキッカーも務め、最多3本のシュートを放って攻撃を引っ張った。

<FW>
■田川亨介(FC東京)=★★★☆☆(→後半34分OUT)
 前半32分に右足で放った強烈なシュートは、わずかにバーを越えて決まらなかったものの、この試合のハイライトの一つ。長身を生かす機会は少なかったが、スピードを生かした背後への飛び出しや相手に対するプレッシングを見せた。

■食野亮太郎(リオ・アヴェ)=★★☆☆☆(←後半34分IN)
 後半44分には、チームとして良い形を作ったものの最終ラインに飛び出す味方を使えずにシュートを枠外へ飛ばす。与えられた短い時間でゴールを狙う積極性を見せたが、この場面ではマイナスに作用した。

■林 大地(サガン鳥栖)=☆☆☆☆☆(←後半42分)
 出場時間が短く評価材料に乏しいため、採点なし。

(河合 拓 / Taku Kawai)



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