ラフプレーの韓国MFから「謝罪」 冨安がSNSで報告「故意的ではないと信じています」
日韓戦でイ・ドンジュンの手が冨安の顔面を直撃し流血、日韓両国で波紋呼ぶ
日本代表は25日、日産スタジアムで行われた国際親善試合で韓国代表と対戦し、3-0と完勝した。センターバック(CB)で先発フル出場を果たしたDF冨安健洋(ボローニャ)は無失点に貢献したが、後半23分に相手選手が振り上げた手が顔面に直撃し、口を裂傷する場面があった。試合翌日、自身の公式インスタグラムを更新した冨安は、「試合中には起こり得ることで、彼が故意的にやった事ではないと信じています」との思いを綴っている。
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冨安はDF吉田麻也(サンプドリア)と不動のCBコンビを形成して先発出場。試合は前半17分にDF山根視来(川崎フロンターレ)、同27分にFW鎌田大地(フランクフルト)、後半38分にMF遠藤航(シュツットガルト)がゴールを奪い、日本が3-0と完勝を収めた。
イタリアで評価を高める22歳のCBは、この日も安定したプレーを見せていたが、0-2で迎えた後半23分にハプニングが起こる。韓国が日本陣内に攻め込んだ際、MFイ・ドンジュン(蔚山現代)の振り上げた手が冨安の顔面に当たり、冨安は口を抑えながら転倒。流血が確認されたため、一時的にピッチを離れることになったが、大事には至らず、数分後にピッチへと戻った。
イ・ドンジュンの行為に対し、韓国メディア「WIKITREE」は「マナーすらなかった。韓国選手のパンチで日本選手が負傷」と見出しを打ち、韓国ファンからも批判の声が上がっていたことを紹介していた。
そして試合翌日の26日、冨安が自身の公式インスタグラムを更新。日韓戦でのプレー写真とともに、「応援ありがとうございました! しっかり勝つことができ良かったです!」と勝利を喜んだ。そして「相手選手からの肘打ちの件ですが」と切り出すと、「試合中には起こり得ることで、彼が故意的にやった事ではないと信じています」と綴り、さらに「もうすでに謝罪のメッセージも受け取っていますし、大きな問題にならない事を願っています!」と謝罪を受けていたことを明かしている。
この投稿にはチームメートの吉田やMF遠藤航が反応したほか、多くの韓国ファンが謝罪のコメントを寄せるなど日韓両国で反響を呼んでいる。
(FOOTBALL ZONE編集部)