「際立っていた」 韓国戦“2アシスト”の大迫勇也を独メディア絶賛「力強いプレー」
ブレーメンで不遇を味わうなか韓国戦に先発出場し躍動
日本代表FW大迫勇也(ブレーメン)は25日に行われた国際親善試合・韓国代表戦にスタメン出場し、代表デビューを飾ったDF山根視来(川崎フロンターレ)とMF鎌田大地(フランクフルト)のゴールを演出して3-0の勝利に貢献した。所属クラブで苦戦中だが、ドイツのブレーメン専門メディアは代表戦でのパフォーマンスに高い評価を与えている。
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4-2-3-1の1トップで出場した大迫は、得意のポストプレーで日本のチャンスを多く作り出した。前半17分には浮き球をヒールでつないで山根の代表初ゴールをアシストすると、同27分にはカウンターの起点となり、駆け上がってきた鎌田につないで2得点の起点となった。
大迫は試合後に「1点目は切り替えの部分で素早く、味方も見えていたのでいいところに流せたかなと。2点目は3人に囲まれることが分かったので時間を作るようにした。(鎌田)大地もしっかりとスプリントしてくれたので、そういった意味でもお互いがいい距離感でできた」と振り返っている。森保ジャパンで不動の1トップに君臨する実力を示す結果となった。
そんな大迫の活躍について、ドイツのブレーメン専門メディア「DEICH STUBE」も注目。日本が韓国に3-0と快勝した結果を伝えたうえで、2アシストの大迫を絶賛した。
「横浜での試合は(日本が)山根視来のゴールでリードを奪ったあと、アイントラハト・フランクフルトが2-0とする追加点を決めた。際立っていったのは、この2つのゴールを大迫勇也がお膳立てしたということだ。ヴェルダー・ブレーメンのアタッカーは力強いプレーで2つのアシストを決めた。3-0となる最後の得点を決めたのはVfBシュツットガルトの遠藤(航)だった」
大迫は今季ブレーメンで公式戦19試合に出場するも得点はなく、スタメン出場もわずか7試合にとどまっている。クラブでは本職ではない中盤で起用されるなどもどかしい状況が続いているなかで、代表での活躍はポジティブに受け止められているようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)