ジダンから信頼されない”問題児”ハメス 出場時間の割合が前体制を下回ることが判明
数字上でも明らかな”準レギュラー”に
レアルはソシエダ戦を迎えるまでに今季45試合を戦ったが、ハメスがスタメンに名を連ねたのは19回と、こちらも50%を下回っている。数字上で見ても“準レギュラー”に格下げされたと言わざるを得ないが、ジダン監督は「ハメスはリーガ制覇に向けてのキーマンとなる存在」と語っている。
大逆転でのリーガ制覇、そしてCLとの二冠達成に向けて”白い巨人”のナンバー10を背負うコロンビア人アタッカーの爆発が待たれているが、30日のソシエダ戦ではさしたるインパクトを残せず、スコアレスで迎えた73分にピッチを後にした。チームが破竹の10連勝と勢いに乗るなかで、現状の序列を打破するチャンスを生かせなかったハメス。優勝のためには1敗も許されない残りのゲームで、”銀河系軍団”に歓喜をもたらす輝きを放てるだろうか。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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